抗てんかん・抗うつ薬、痙攣などのてんかん症状の治療にテグレトールが効果的です。当サイトではてんかんについて初心者でも分かりやすくまとめてみました。てんかんという疾患を聞いたことがない方でも、知っておいて損はありません。

小児てんかんは治療が必要?

小児というのは一般には0歳から15歳くらいまでを指していますが、こうした年代に起こりがちなてんかんを一括して小児てんかんとよんでいます。
しかしながら、こうした小児てんかんにはさまざまな種類があり、仮死状態で生まれて脳に損傷を負うなどの身体的な原因があるもの、特に脳の異常はなく遺伝的なけいれんのしやすさなどが原因と思われるものなどがあります。
てんかん発作についても症状にはバラエティがみられ、手足が固まってその場で卒倒して動かなくなってしまうもの、まぶたなどが小刻みに動く程度のもの、意識が短時間だけなくなってしまうものなどがあります。
身体的な原因のあるケースでは、てんかん発作を止めるような制御がしにくく、また大人になったとしてもてんかん発作が続く難治性のものがしばしばみられることから、こうした小児てんかんについては、たしかに適切な治療が必要となります。
具体的にはテグレトールなどを投与する内科的治療を中心として、ケトン食療法やACTH(副腎皮質刺激ホルモン)によるホルモン療法が併用されることがあり、また重症例では外科的手術が行われる場合もあります。
なお、テグレトールとは脳神経の興奮を抑え、てんかん発作を予防する効果のある、抗てんかん薬の一種で、同様の種類に属する医薬品もいくつか知られています。
そのいっぽうで、ローランドてんかんや小児欠神てんかんのように、たしかにてんかん発作はみられるものの、思春期を経て成人になる過程でしだいに症状が消えてしまうような良性のものもあり、やはりテグレトールなどが処方されることはあるものの、特に治療をしなくても済むことがあります。
このように、小児てんかんとはいっても、かならず治療が必要なケースとそうでないケースがあることから、いたずらにてんかんを恐れるのではなく、症状に見合った対応に心がけるということが必要でしょう。